「さっぽろ雪まつり」の市民雪像の人気投票で昨年、1位を取った大坂なおみ選手の像を手がけたのは「きたきつね」という名の市民グループだ。話題になった人物を題材に、特徴をとらえた雪像を作り続ける常連。19回目の出展となる今回も、一瞬で本人とわかる雪像を、と代表の画家鈴木博詞さん(67)らは張り切っている。
会社の労組活動の一環で雪像作りを始め、現在はそのOBら約10人からなる。今のメンバーになって最初の作品は、米大リーグに移籍し1年目の2001年にアメリカンリーグ最優秀選手になったイチローさん。数年後、鈴木さんは会社を離れたが、「きたきつね」には残り、代表に就いた。
話題の人物をデフォルメした完成度の高さが徐々に話題になり、「韓流ブーム」に乗って2005年に制作したペ・ヨンジュンさんの雪像はテレビ各局で取り上げられたという。
●粘土で模型、修…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル